シーザリオと角居厩舎
今週は小倉でグローブシアターが出走予定です。
出資馬のグローブシアター(7歳牡馬・キャロットクラブ所属)は名牝シーザリオの息子で、角居厩舎への委託馬でした。
そのグローブは、2月27日に母のシーザリオを亡くし、また28日には角居厩舎が解散したので、母親と自宅を同時に失なうことになりました。
新居は3月から栗東の辻野厩舎に決まってますが、今週のグローブは一抹の寂しさを秘めながらの小倉遠征になりそうです。
シーザリオの仔で角居厩舎育ちの現役馬はもう7歳馬のグローブシアターしかいませんし、彼もあと何回走るかは分からないですが、出資者としては暖かい目であと何走かを見守りたいと思います。
辻野調教師は、角居厩舎で助手としてグローブと係わっていたので、グローブのことはデビュー前からよく知っていますし、余計な心配いらなさそうなので新しい環境での活躍を楽しみにしたいです。
元々私はシーザリオの仔に出資するためにキャロットクラブへの入会を決めました。
グローブシアターとシーリア(7番仔と8番仔で、いずれも父はキングカメハメハ)に出資する機会に恵まれましたが、残念ながら両馬とも重賞を獲るまでの活躍には至りませんでした(グローブはまだこの先分かりませんが…)。
ただ現役時代に応援していた名牝の仔に出資出来ただけで光栄ですし、グローブシアターは6勝を、シーリアは2勝でしたが繁殖入りをして子供たちに夢を託せます。
シーリアの仔に出資することが出来たら、これまた一口馬主冥利につきます。
今週のグローブシアターの走りには色々な想いが込められており、見えない力が後押ししてくれると信じたいですし、母と育ての親への惜別の勝利を祈っています。