インディチャンプは相手より己との戦い。
アーモンドアイと安田記念で再戦。
昨年に引き続き、同じシルクの所属馬アーモンドアイが、
ヴィクトリアマイル(GⅠ)から中2週のローテーションで、
安田記念を本気で狙いにきました。
昨年は恐らく楽勝ムードで臨み不利もあって足元をすくわれた印象がありましたが、
今回は万全の調整過程を経てますので、
インディチャンプにとっては厄介な存在です。
私はインディの出資者ですが、
いち競馬ファンとして馬券を買うなら必ずアーモンドも1着付けで買います。
ポテンシャルと適性、調子ともに最高レベルにあると思えますし、
私のような素人が思いつく死角は何もありません。
道中はインディをマークしてゴール前で交わす戦法でしょうし、
最後の最後まで力を温存し、
先に抜け出すとスピードが落ちるインディをサッと抜き去る気がします。
一体どっちの見方なんだ?と怒られそうですが(笑)、
私は昨年の勝ち方しかインディが連覇できる可能性はないと思っています。
前を行く馬を交わしたところがゴールで、アーモンドは僅かに届かず…。
さすがに昨年と同じ台本はないと思いますので、あとは雨頼みですか(笑)
時計勝負にならなければインディにも他馬にもチャンスはあるはずです。
悔しいですが、アーモンドアイが負かせるネタを探すのに苦労します…。
本番に強いインディチャンプに期待!
昨年の安田記念でインディチャンプは「運を持っている馬だな」と思いましたが、
と同時に本番に調子のピークを持ってきた時の集中力・破壊力には驚きます。
叩きのためのレースや体調が万全でないレースはあっさりと負けますし、
昨年末の香港マイル7着は確かに直線でコースがふさがった不利もありましたが、
私はどちらかと言うと、
マイルCSにピークを持っていった流れで中2週の海外初競馬でしたし、
調整にもかなり無理があると思っていました。
その疲れを癒しながら2月の中山記念を試走し、予定通り4着。
4月26日の香港チャンピオンズマイル(GⅠ)にピークを持っていくつもりが、
コロナの影響で同日の国内GⅡに予定を変更し、
レース前に調整不足の噂がささやかれていました。
しかしレース自体が調教のような楽なレースで疲れもストレスもなく、
このまま行けば間違いなく今回の安田記念にピークを持っていけるはずです。
インディチャンプ自身の調子がピークの状態で、
さらに当日彼の闘争心に火が付き、ゴール前でMAXの力が発揮できれば、
運をも引き寄せ何かが起こる胸騒ぎがしています!
とにかくアーモンド云々ではなく、インディ自身の底力に期待したいと思いますが、
かなりの条件が揃わないと厳しいですね(笑)