グローリーヴェイズ、今回のドバイ遠征は来年の下見?
ドバイシーマクラシックは無念の中止となってしまいました…。
私の個人的な見解ではありますが、
ドバイへ出国前のグローリーヴェイスの調整は今回も完璧だったと思っています。
前走の香港ヴァーズ前の調教あたりで走りのギアが1段上がったように感じており、
特にアーモンドアイとの追い切りでスイッチが入った印象を受けましたが、
その調教通りにレースでは完勝。
香港ヴァーズ以前のレースでも随所に強さは見せていましたが、
海外GⅠでゴール前他馬を突き放すほどに成長していたことには正直驚きました。
勝ち負けももちろん大事ですが、
今回のドバイシーマクラシックでグローリーのフルアクセルの走りが
世界中にアピールできるチャンスだと、本当に楽しみにしていました。
そういう意味でも残念ではありますが、中止になって得をする人は誰もいませんし、
責める相手もおらず今回は諦めるしかないのでしょう。
馬も人もストレスだけを溜めにドバイに行った感はありますが、
長時間輸送を経験出来ましたし、
来年のドバイシーマクラシックの予行演習だと思って割り切るしかありませんね。
(ちょっと無理があるか…)
中止をしっかり受け止めるために、
今日あえてドバイの予想記事が載っている「週刊Gallop」を買いました(笑)
来年の今頃は、今よりもっと強くなったグローリーヴェイズが、
ドバイシーマクラシックを圧勝するシーンを再度夢見たいですね。
今年一杯で引退予定のはず?が、
3ヶ月延長してドバイのレースが引退レースになるよう、
競馬の神様が与えた出資者への粋な計らいだと思うようにします。
その時は無観客ではなく、
可能ならば現地で観客の一人として声が枯れるまで叫べるなら、
今回の中止も前向きに思えるような気がします。
そうなればちょっとは救われるかな?
中止のニュースを見てからしばらくは「ドバイ・ロス」の無力感に襲われましたが、
これからは前向きに頭を切り換えていきます。
グローリーヴェイズだけではありませんが、
調整をピークに持っていきながら、
レースで走らず帰ってくる馬たちの疲労とストレスを懸念します。
昨年のプリンシパルS、メトロポリタンSがレース直前の雹で急きょ中止になり、
その後調整に難儀した愛馬たちの二の舞にならないよう祈るばかりです。