一口馬主・ぬるま湯生活

一口馬主生活のこれまでと、これからを書いていきます。

愛馬たちが夏休みの間、ルーキー馬探しで大忙し(笑)

再来年のダービー出走馬を探せ…(16回目の挑戦!)

ダービーが終わり6月に入ると、蒸し暑い夏がやって来るのと同時に、

GⅠ祭の後の一抹の寂しさを感じる時期でもあります。

春競馬を目一杯頑張った馬達は、

そろそろ秋競馬に備えて暑い夏の間は涼しい牧場で休養に入る馬が多いです。

逆にこれまで休養していた馬や、

3歳未勝利馬、地方開催で出走機会や勝ち星を求める遠征馬、

デビューを目指す2歳馬たちが代わりに入厩してきます。

我が出資馬陣の中でもすでに夏休みに入っている馬もいますが、

北海道のノーザンファームで休養・調整の馬が4頭、

NFしがらき・NF天栄で調整中が3頭、

10頭中のうち7頭はしばらく始動はないかな?といった具合です。

残りの3頭のうち、本日の復帰戦を走り終えたシーリアは結果3着でしたが、

休養後初戦としては牡馬相手に善戦したと思います。

ひと叩きして次走(7月頃?)が楽しみになってきました。

またシーリア以外の2頭はいずれも2歳馬なので、

デビューを目指して厩舎・ノーザンファームしがらきでそれぞれで調整中です。

レース参戦馬が減り、しばらくは若干の寂しさはあるものの、

結果毎に一喜一憂する事からは少し解放され、

今年の募集馬の中から出資馬候補を探し、検討する時間に費やせます。

 

今はまだシルクホースクラブの募集馬予定リストが

公式ホームページで公開されている程度ですが、

これはこれで少ない情報の中でも結構楽しめる時期で、

どんな馬なのかをネット情報などでチェックしながら、

血統表や兄弟に知っている馬がいないかを探したり、

カタログが届くまでの時間もワクワクして好きな時間です。

実際にカタログの写真やコメントを見た時に、

自分の想像通りだったかどうかを答え合わせするのもまた楽しみです。

 

ただ、どれだけ時間を掛けて絞り込んだとしても、

デビュー自体が叶わなかったり、

デビュー後未勝利を脱出出来ない事もありますし、

ケガや体質が弱くて数多くレースを使えず引退したりと、

上手くいかない事も多々あります。

さらに念願のダービー出走は15年を要しても手が届かなかったり…(笑)

こちらの思い通りには中々行きません。

毎年ダービーの時期になると、

「7000頭以上の中から今年の頂点を目指して」といったコピーを見かけますが、

私が検討する馬の数は、

会員であるキャロットとシルク合わせてもせいぜい150~160頭位までなので、

全体の数から見れば知れています。

それでもその中から例年1~3頭程度に絞り込む作業は結構大変ですので、

その作業が楽しめないとやってられません。

ましてや選んだ馬に愛情が注がれていないと、

結果が出なかった時にその馬を責めてしまう自分が嫌になります。

一口馬主生活を始めた頃はその辺の葛藤で苦しみましたが、

自分なりの思い入れやこだわりを持って楽しめるようになってからは、

たとえ低迷時期であっても、快適な一口馬主生活を過ごせています。