一口馬主・ぬるま湯生活

一口馬主生活のこれまでと、これからを書いていきます。

愛馬シーリアの復帰戦を前に思うこと

体質が弱いシーザリオの娘たち…

名牝シーザリオは言わずもがな自身日米のオークス(GⅠ)の勝ち馬で、

繁殖牝馬としてもGⅠ馬を3頭も産んでいる凄い馬です。

そのうちの1頭サトゥルナーリアは、

今年の皐月賞(GⅠ)を勝ち、続くダービーでも1番人気に押されましたが、

惜しくも4着と2冠は成らなかったものの、2歳のGⅠホープフルSも勝っており、

これからもGⅠレースをいくつも取りそうな逸材です。

そんな名牝シーザリオの血を受け継ぐ牝馬の中の一頭、愛馬のシーリアは、

青毛シーザリオそっくりとまではいきませんが、

青鹿毛でガッシリとした牡馬顔負けの馬体を受け継いでいます。

当然、母同様オークスへの出走を夢見ていましたが、

見た目の馬体を生かした走りが出来ずに未勝利を脱出した後も、

体質の弱さを抱えながら成長を待っている状況です。

シーザリオの子供達は優秀な馬が多いですが、

何故か牝馬はあまり活躍出来ていません。

シーリアの姉は2頭いますが、2頭とも未勝利で終わり、

そのうちの1頭ロザリンドは繁殖にあがりましたが、

シーリア同様に現役時代は体質が弱かったみたいです。

シーリアはなんとか1勝してくれましたが、

母のシーザリオも6戦で引退していますし、

GⅠを2勝した兄のエピファネイアでさえも14戦、

同じくGⅠ馬の兄リオンディーズも5戦競争生活を終えています。

そう考えるとまだ重賞は勝てていませんが、

小さい馬体ながらオープン馬まで上り詰めた愛馬グローブシアター(5歳牡)は

すでに15戦走っていますし、

インターバルを取りながらまだ現役生活を続けてくれそうです。

 

シーリアは半年以上の休養後、日曜日の復帰レースでどんな走りを

見せてくれるか楽しみですが、

いきなりガラっと一変するまでは難しいと思っていますし、

まずは無事完走し、少しでもレース感を取り戻して欲しいと願っています。

再びレースで走る姿が見れるだけで正直嬉しいです。

同じレースには愛馬グローリーヴェイズの弟ヌメラビーチ

(父ロードカナロア、母メジロツボネも出走予定です。

もしシルクで募集されていたら絶対申し込んでいたであろう馬で、

秘かに応援していました。

兄のグローリーヴェイズ同様、成長に時間が掛かるタイプなのか、

クラシック路線には乗れなかったものの、

兄も3歳夏以降に本格化し活躍しましたので、強敵な存在です。

その他にも強そうな3歳馬達も出てくるので、

シーリアには過度な期待はせず、純粋に復帰を喜びたいです。