重賞の壁は厚かった。
愛馬が臨んだ先週の京王杯SC(GⅡ)の結果は、5着と13着に終わりました。
3番人気のエングレーバーは期待通りには走れず、直線途中でズルズルと後退して馬群に沈み13着。
逆に13番人気のビオグラフィーは単騎で逃げ、ゴール前まで見せ場たっぷりの健闘により5着。
まさか掲示板に載るなんてビックリでした!
ここ半年のビオグラフィーの躍進ぶりは目覚ましいものがあり、精神的にも体力的にも頼もしくなり力を付けてきました。
最近のパドックでは、ボクサーでいうファイティングポーズを取って気合いを入れながら歩いているように見え、たくましくなった馬体の迫力も感じます(今回は-10kgでややしぼんでいましたが…)。
レースでも結果を出してくれているので、今後も1200~1400mの重賞で楽しみです。
夏のスプリントシリーズでも活躍して欲しいですが、まずは遠征と激走疲れをゆっくり癒すことが優先です。
一方のエングレーバーは、3度目の重賞挑戦でしたが、過去8着・16着、今回13着といずれも着外でしかも大敗なのが気掛かりです。
重賞に限らずですが、上がりの早いレースは特に不得意のようで、33秒台の前半や32秒台の脚はこれまで一度も出せていません。
直線でよーいドン、の競馬は全くダメみたいです。
今回の京王杯SCは、前々の位置取りで粘り込むようなレースができれば、もう少し着順も上だったかも知れません。
なんせビオグラフィーが余裕持って逃げれるペースでしたから(笑)
あと馬体が小さく、レース間隔をたっぷり取らないと強めの追い切りが出来ないのも、エングレーバーの弱点です。
今後は、ビオグラフィーと同じスプリント路線で、狙いを定めたレース選択が出来れば重賞でも上位に来れる日が来ると思いますし、逆にマイルは厳しいかも知れません。
ビオグラフィーが逃げ・先行、エングレーバーが先行集団で追走、そんな重賞レースが度々観れたら私としては幸せなんですが。