インディチャンプは高松宮記念で巻き返せる?
マイル王がスプリント王に変貌できるか注目です。
名牝グランアレグリアは、4歳までに国内の古馬マイルGⅠとスプリントGⅠの計4レースをいとも簡単に制し、5歳になって2,000mの大阪杯(GⅠ)に挑戦します。
おそらく大阪杯の次は安田記念、秋は天皇賞~香港マイル(1,600m)か香港カップ(2,000m)あたりのローテーションを歩むのではないか、と想像します。
昨年の安田記念・マイルCSでグランアレグリアに完敗した愛馬インディチャンプはマイル路線から横道に逸れ、今年はスプリントGⅠにチャレンジします。
グラン鬼が居ぬ間に洗濯ができるか注目ですが、ここのところGⅡとGⅢの1,400m戦であっさり負けており、果たして1,200mをこなせるのかが心配です。
道中は先行集団に付け、直線半ばで逃げ馬に並ぶレースができれば勝利も見えてきますが、後方集団から直線一騎にゴボウ抜きで勝つのは難しいと思われます。
また福永騎手は、道中の追走にあまり脚を使わせない戦法を取りそうな胸騒ぎがしますので、「ゴール前惜しくも届かず…」にならなければ良いですが。
枠順、位置取りがカギとなるでしょう。
あとは4月25日の香港GⅠ、チャンピオンズマイルに登録していますので、そちらがチラついているならここで目一杯に仕上げてこない可能性もありますので、今回は「確勝!」の要素が乏しいような気がしますし、出資者としてもあまり入れ込まずに暖かく見届けたいと思います。