2歳馬「バランセラの18」が入厩!
まだ馬名は決まっていませんが、取り合えずメデタイです。
出資馬2歳勢の先陣を切って「バランセラ18」(父キングカメハメハ・牡馬)が、
23日美浦の萩原厩舎へ入厩しました。
シルクホースクラブが今月上旬に募集を行った追加募集馬で、
難関の抽選を突破した喜びをじっくり噛みしめる間もなく、
本州へ移動することになりました(嬉しい誤算ですが)。
もちろん募集時には5月の移動もあり得るようなコメントもあり、
それを期待して出資した部分もありますが、いざ現実となると正直驚いております。
今年は暖冬だったこともあってか、
全体的にエース級の有力馬たちの仕上がりが早いように思います。
これまで来春のクラシックで活躍しそうな期待馬たちは、
暑い夏を涼しい北海道でゆっくりと過ごし、夏の終わり頃に入厩、
秋の東京・京都あたりの新馬戦に照準を合わせるのが定石だと思っていました。
ここ数年の動きだと思いますが、
順調な若馬たちは2歳の早い時期からレースを使いながら鍛えていき、
その代わりレース間隔をゆったり開けることで馬に負担を掛けないように、
また故障しないようケアしながら使っているケースが見られます。
成長期の若馬にとって、昨今の高速馬場決着による脚への負担が増えて、
中2~3週でのローテーションが厳しくなってきたのでしょうか?
今年の皐月賞が、ホープフルS勝ちからの直行で1着(コントレイル)、
朝日杯勝ちからの直行で2着(サリオス)でしたし、
期待度が高い馬ほどその傾向が強くなってくるのかも知れません。
来年のダービー出走を目指して、ちょうど1年前から2頭が始動。
「バランセラの18」(シルクHC)は順調な調教過程を経てはいますが、
世間で騒がれるほどの良血馬という訳でもなくハデさもありません。
キンカメ産駒の牡馬ですので父亡き後は貴重な血統ですが、
どれほどのポテンシャルがあるかは分かりませんので、
あまり前のめりにならないように平静を装っていますが、
内心は心臓バクバクでかなり入れ込んでいます(笑)
また、もう一頭の2歳牡馬レベランス(アンレールの18、キャロットC)も
今月中の本州移動が予定されています。
今年のキャロット2歳牡馬は特に大物が揃っており、そんな中では地味な存在ですが、
ノーザンファーム空港での調教では坂路を真っすぐブレずに駆け上がり、
小柄でありながらも骨太なハービンジャー産駒として期待できそうです。
従来から馬体に緩さを持ち合わせているハービンジャー産駒は、
大型馬となると調整が難しいと言われていますが、
この馬は生産者の思惑通り馬体が小さめ、
また母父ディープインパクトの影響か素軽さを持ち合わせており、
個人的にはこれまでの成長過程は百点満点だと思っています。
あとは実戦での器用さやスピードがあるかどうかですが、
このまま順調に行けば7~8月頃のデビューが期待できそうです。
愛馬たちが1年後のダービーに出走しているイメージを持ちながら、
今週のダービーウィークを楽しみたいと思います。