シーザリオ一族のポテンシャル、恐るべし。
先週の競馬でシーザリオの息子と孫が、衝撃の強さを見せました。
22日の中山9R芙蓉ステークス。
中山2000mの2歳オープン戦、皐月賞と同条件です。
ここで強い勝ち方が出来れば、年末のホープフルSと皐月賞のGⅠでも楽しみです。
シルクホースクラブ所属のオーソリティが2.0倍の1番人気に応えて、
道中も楽な手応えで追走し、直線も少し促す程度で突き抜けました。
これは強い!
オルフェーブル産駒としてはわりと優等生に見えましたし、
これは来年のクラシックでも主役級!位の強烈な戦慄が走りました。
1つ上の全兄は種牡馬界の今をときめくエピファネイアなので、良血中の良血馬。
ロザリンドはキャロットクラブでの募集馬でしたが、
その子供達は何故かシルクホースクラブで募集されてます。
父オルフェーブル・母父シンボリクリスエスの組み合わせは、
「相性良し」を言われている血統でもありますし、
それにシーザリオの血が混ざれば鬼に金棒という訳です。
母ロザリンドは未勝利で終わりましたが、
その子供達(シーザリオの孫)からは間違いなくGⅠ馬が出そうですし、
その第1号がオーソリティである様な予感がします。
これまたシーザリオの血族で衝撃が走りました。
ノーステッキ?でこのレースを大楽勝したサトゥルナーリアはシーザリオの9番仔で、
父がロードカナロアにも関わらず、2400mは難なくこなしました。
ダービーは惜しくも4着でしたが、
距離の壁というよりは、気性の問題でもあった様ですし、
その当時からは精神的にも大人になり、少しは成長したのかも知れません。
直線でヴェロックスを突き放したシーンは圧巻でしたし、
この強さはまさしく母シーザリオが持つ底力だと思います。
ただ、どうも次走は菊花賞に向かわない雰囲気ですね。
先週の日曜日は一日でシーザリオの仔と孫が、
いずれも衝撃のパフォーマンスを見せて強い勝ち方を見せてくれました。
実はもう一頭シーザリオの娘が、あまり注目されず土曜日に出走していました。
阪神10R夕月特別(2勝クラス)の愛馬シーリアです。
シーザリオの8番仔、サトゥルの1つ上の姉です。
昇級戦で結果は5着。
悪くはないのですが、弟や甥っ子のような派手さはなく、
ひっそりとレースを終えてます。
姉ロザリンド同様、繁殖牝馬としてのポテンシャルは相当なものだと想像出来ますが、
まずは現役生活です。
母シーザリオとは脚質も違い、少々怖がりな一面もありますが、
父がキングカメハメハでもあり、GⅠ馬リオンディーズの全妹でもありますので、
いつかどこかで小爆発してくれると期待しています(笑)