ウインシンシア
ビギナーズラックの続き…
一口馬主生活初めての出資馬が
ウインシンシア(牝、父ダンスインザダーク、母ラッキーダイアリー)でした。
ダートでの鮮烈な新馬勝ちの後、芝の一戦を挟み(紅梅S 7着)、
陣営は大胆にも桜花賞トライアル・チューリップ賞(当時はGⅢ)へ果敢に挑戦しました。
とはいえ、ダートの1400mを1勝しだけで芝では結果が出ず、
馬体重が安定しない中でのチャレンジは、
嬉しい反面心配な部分も多かったです。
しかし運も持っているシンシアは抽選を突破し、桜花賞トライアルへの出走を叶えました。
結果は「11番人気でまさかの3着!」
残念ながら競馬場へ応援には行けませんでしたが、
複勝穴馬券と桜花賞の出走権利という大きなプレゼントをくれました。
さらに本番の桜花賞も、「後方から直線だけの競馬で大健闘の6着!」
次はオークスかーっ!
…そんなに上手く行くはずはなく、
取りあえずビギナーズラックの余韻はここまで…。
その後シンシアは中京の芝2000mで2勝してくれましたが、
桜花賞までの頑張りの代償か、2勝目を挙げるまでに2年近く要しました。
引退後も繁殖牝馬として今も元気に活躍していますので、嬉しい限りです。
ウインシンシアに出会わなければ、
一口馬主生活は15年も続いていなかったでしょうし、
運で片付けたくない自分の相馬眼???を信じて次のシンシアを今も
探し続けています。
ちなみにシンシアの後、クラシックレースに出走が叶った馬は15年間
で1頭だけです…(笑)